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羽越線『いなほ』脱線転覆事故2  

2005年 12月 28日

さらに犠牲者が増えそうな気配です。3人が乗り合わせていた可能性があるということ、そしてすでに5人目の遺体を収容したとのことで、本当に痛ましい限りです。

マスメディアの報道振りは、「尼崎の教訓は生かされなかったのでしょうか」などとしたり顔で声高に言う割りに、被害者報道などは自分らが全く反省していないことを露呈しています。

 事故原因の一つとして「盛り土」鉄道では「築堤」と主に呼びますが、これに吹き付けた横風の増幅が指摘され始めると、「盛り土の上と下は風が違う」と、風速計を手で持って測っているTV局が複数ありました。ご苦労なことですが、同時に測らなければ何の意味も無いこと、当たり前のことをことさらに強調するのは、誤った誘導に近いのでは無いかと疑問に思います。「コンクリート製の鉄柱が根元から倒れています」などというレポートをする女子アナ。しっかりしてください。

 各局の説明用模型は、作っているのはいいが、どの局も車両の向きが現場と違うのはなぜ?それぐらいチェックしなさいよ。また、
利益優先で列車を動かしたとかいうヘンなのがいます。言うのは勝手ですが、利益優先なら、そもそも羽越線を三セクにしてますよ。 風対策で防風板などと単純にいっても、除雪が必要な地帯は、雪が付着するとかえって危険な場合もあります、現に事故発生時刻近辺に、国道の防風板が吹き飛ばされコンビニを直撃するようなこともあったらしいですしね。

 国交省が、風速計の緊急点検を通達したそうですが、やるのは結構ですが、気象庁も国交省が管轄でしょう、気象庁のアメダスと、国交省の出先機関にある観測点とJRの観測点、全部縦割りになっているのを改良すれば、もっと細かい観測ができるはずなんですがね。

 昨日の書き込みでも取り上げましたが、「なぜ今回だけ脱線したのか」の掘り下げが、原因究明につながり、ひいては対策になるはずです。

 何100年も台風に耐えた五重塔が10数キロ離れたところに出来た高層団地の建設で風の流れが変わって壊れたことがあります。周辺にそういう問題になる建物や橋等はなかったのかという視点も欲しいものです。

by yokoiti | 2005-12-28 00:07 | ニュースなリアクション

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