先日、イベント屋の友人の関係から、フットサルのミュージカルでも見に行かないかという誘いがあり、そんなものがあるのかとモノグサな私にしては珍しく出かけてきました。
池袋のサンシャイン劇場『
ピヴォ☆ガール』というミュージカルです。何でも最近女子フットサルが流行っていて、タレント事務所のチームなんかも参加して盛り上がってるので、それをスポ根系のミュージカルしたという分かったようなわからないような説明を受けました。確かに野田社長の「サンズ」なんかがやってたのは知ってましたが、その程度の予備知識です。
このミュージカルは、同じストーリーを各チームごと、数日間にわたって上演するとのことでしたが、私が見に行った日は、「
ファンタジスタ」というチームの公演日でした。チケットを見せると、「記念品があります」との言、全員が書いたサインをもらいました。これはお礼にツレにあげることにしましょう。会場は6割ぐらいかな、中段でちょっと遠かったですがね。パンフを見たが、うーん。知ってる出演者は居ないな。高校時代を思い出して、「青田買い」精神で見てみましょう。
さて開演、優勝目前の女子フットサルチームが、キャプテンが交通事故死してしまいバラバラになってしまう。その一年後、死んだキャプテンが占い師の体を借りて、メンバーを呼び出し、チームを再結成させて再度大会の優勝目指して猛練習する、その中でメンバーの対立やブランクを乗り越えようと努力する。そして大会当日、キャプテンは天上に戻ってしまうが、成長したメンバーはピンチを自分達の力で乗り越えて優勝を勝ち取る。めでたしめでたしという具合。
よく「映画は監督、ドラマは脚本、舞台は役者」と言いますが、とにかく何より、舞台のいいところで、演技者からダイレクトに客席に伝わるところを楽しみました。演技云々よりも、初々しさと一生懸命さが伝わってきたので、良しというところですかね。有意義だったと思います。また、占い師役の「助っ人」の役者さん(「
KAKUTA」と言う劇団の役者さんみたいですが)も脇を固めててよかったですね。
終演後、トイレへ急いで会場を出たんですが、用足しして戻ってみると、出演者が握手会してるじゃないの!しまったなあ。ツレはちゃっかり並んでるし、まあ仕方ない。ダブルキャストの非番の子がグッズの売り子をしてたり、親類縁者友人らしき観覧者も多かったみたいで、どことなくアットホームさが漂っていて面白かったですね。
さて、これから注目するとすれば、準主役っぽいポジションだった「
青谷優衣」さんを推しときますかね。しかし、後から知ったんですが、ほとんどみんな平成生まれ!!! オイオイ。しかも青谷優衣さんは平成3年とかだし。一回り以上違うのね・・・。昭和は遠くなりにけり。